海賊と呼ばれた男

映画「海賊と呼ばれた男」を観た。出光興産の創業者の物語である。
こういう気骨のある人が今の日本を作ったんだろうなぁ。今、創業家と現経営陣が昭和シェルとの合併問題でもめてるけど日本型「大家族主義」の経営と西欧型のグローバル企業じゃ水と油だぜ、株の議決権を持ってる創業家が駄目だって言ってるんだから駄目でしょう。昭和シェルの組合も反対してるんだし。なんか背後に「グローバル投資家」って云うやつの影がちらつくけどね・・。
映画のセリフの中で印象に残ったセリフは敗戦の2日後に社員に訓示した言葉。「愚痴を言うな」「前を見ろ」「日本人がおる限り必ずこの国は復興する」と銀行からの融資がままならぬ担当者(ピエール瀧)に行った言葉「熱が足りんのよ」「熱が」。
白人 メジャー資本の締め出しで八方塞がりの時イランとの石油取引を決断したのが68歳。私は今61歳来年の1月10日に62歳になる。出光翁の爪の垢でも煎じて飲んだつもりで「熱く生きなきゃな」と思った映画でした。
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