親父の背中

昨日5月10日は父の24回目の命日でした。63歳で亡くなった。末期の肝臓がんだった。親父は典型的な職人だったなぁ。家の裏が工場だったので、小さいころはそこが遊び場だった。手伝いもよくした。メロンパンの皮の模様つけとか、学校給食のパンも作っていたので、その作業の手伝いとか。牛乳配達もしたなぁ。70の坂を上れず63でなくなったんだなぁ。親孝行らしきものは何にもしていないなぁ。親父が亡くなった齢に近づくにつれ親父の働いている後姿をよく思い出す。夜中、頭にタオルを巻きながら背中丸めて特注の保春院の落雁を作っている後姿を思い出す。大好きだったゴルフのクラブを磨いてる姿を思い出す。世間一般の親孝行らしきものはしていないけど、真面目に仕事してるから。そして最後の仕上げとして、6月23日からパリ商工会議所内のナポレオン創設の職業訓練校、フェランディ校で学んできます。セーヌの風に吹かれてきます。
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